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最後の力を振り絞って セミが鳴いています 僅かな力も使い切って 下に落ちて来ます | ||
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それでも セミは 仰向けから戻る力も無いのに 近づくあほの子の指にしがみついて来ます 最後の力を振り絞るその行動には どんな思いが有るのでしょうか |
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あほの子は考えました 焼けたアスファルトの上から せめて草と土の上にセミを戻してあげたい しかしセミは草の上に降りようとしません あほの子の腕をつたって まだ更に上に行こうと歩きます 僅かな力で しがみつきながら 上を見て歩きます |
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全ての生きるものは 最後まで 自分のすべき事を忘れないのでしょうか 何も残らないと思いつつも それとも最後には 必ずそれは 無駄な事ではないのだと わかるのでしょうか | ![]() |
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